「カムアクロス 傘デザイン・コンペティション’26」結果発表

いつも株式会社カムアクロスをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

2020年よりスタートし、毎年多くのみなさまにご参加いただいている「カムアクロス 傘デザイン・コンペティション」。
第6回となる今回は、「装う傘」をテーマにアイデアを募集いたしましたところ、
全国からなんと447作品もの素晴らしいアイデアが寄せられました。
ご応募いただいた皆様、本当にありがとうございました!

単なる雨よけ・日よけの道具としてではなく、ファッションの一部として傘の価値を高め、長く大切に使ってもらいたい。
そんな私たちの想いに共鳴するような、自由でワクワクするデザインが多数集まりました。

長年傘づくりに携わるベテラン職人や社員が集まり、「こんな傘ほしい!」「これ商品になったら売れそう!」と、
実際に傘になった姿をイメージしながら熱い議論を交わし、選考を行いました。

厳正なる審査の結果、今年のグランプリ(1作品)および優秀賞(2作品)が決定いたしましたので、ここに発表いたします!

 


【グランプリ】

「Hydrange-umbrella」
河野 綺音 さん

【作品の概要】
雨が降り続き、じめじめとした梅雨の時期に見頃を迎える「紫陽花」。
日本発祥ゆえに億劫な季節に色どりを与えてくれる唯一無二の花のように、
梅雨や雨の外出を華やかにできる、紫陽花の群生に擬態するイメージの傘。

【カムアクロス 審査員コメント】
一次審査の段階から最多得票を集め、見事今年のグランプリに輝いた作品です。
これまでにもお花をモチーフにしたデザインは多数寄せられてきましたが、
本作は一目見た瞬間に社内から「かわいい!」という声が多数あがり、
審査員の心をひときわときめかせました。
作品の世界観がぱっと伝わる、魅力的なイラスト表現もすてきでした。

【優秀賞】

「雨逢い傘(あまあいがさ)」
北島 壮智 さん

【作品の概要】
辞書を開き、さまざまな言葉と出逢うように、
この傘を開き、さまざまな雨と出逢って欲しい。
そんな思いから生まれた「辞書」を思わせるデザインにしました。
また、言葉越しに雨の姿を見られるよう、本体の素材には透明にしました。

【カムアクロス 審査員コメント】
「装う」というテーマに対し、帽子やドレスなどのファッションアイテムをモチーフにした作品が
多く寄せられる中、ひときわ異彩を放っていたのがこちらの作品です。
雨の日に「雨の言葉を装う」という発想が非常にユニークでした。
透明な傘越しに風景や言葉を重ね、思わずSNSで発信したくなるような現代的なアプローチも魅力的でした。

【優秀賞】

「Bluebird Umbrella」
三浦 和俊 さん

【作品の概要】
童話『青い鳥』は、最終的に、幸せは身近なところにある。という教えが込められているお話です。
そんな『青い鳥』の物語から発想したアイデアが普段身近なアイテムとして使われている、
「傘」も、人を幸せにしてくれるいう意味をこめ
青い鳥の羽を、お裾分けしてもらい、構成した「青い鳥の羽で装う、幸せの青い傘」です。
街の中でも、この青い羽が、持ち主だけでなく、周りの人にも、「幸せ」をお裾分けする
そんなアイテムになれればと思い、デザインしました。


【カムアクロス 審査員コメント】
まず何よりも、その美しく目を引くデザインに魅了されました。
「青い鳥の羽をまとう」というファンタジックなイメージは、見ているだけで心が躍ります。
これほど繊細な羽の表現を実際の傘で再現するのは極めて困難なため、
審査の場では「う~ん……」と悩む声もありました。
しかし、それを上回る「作品としての純粋な素晴らしさ」にぜひ応えたいという結論に至り、
優秀賞に選出させていただきました。

受賞者の皆様、本当におめでとうございます!

現在、受賞作品をもとにした傘の製作にとりかかっています。
完成した傘は受賞者のみなさまに贈呈するとともに
ホームページでもご紹介いたします。

カムアクロスはこれからも、皆様の自由な発想から刺激をいただきながら、
「安心・安全で美しい傘づくり」、そして「修理して長く使う捨てない傘文化」の発信に努めてまいります。
今後とも、株式会社カムアクロスをよろしくお願い申し上げます。