大阪・関西万博を傘でサポートしました!

MERRY PROJECT サイトより

カムアクロスが「笑顔の傘」の製作を通じてサポートしているNPO法人「MERRY PROJECT」は大阪・関西万博「TEAM EXPO 2025」共創パートナー。923日には、明石市でSDGsをテーマにしたイベント“大阪・関西万博「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創チャレンジ MERRY SDGs ACTION in AKASHI」を開催します。

 「海の生きもの教室」やおそろいのカラフルなビブス&ゴミ袋で行う「MERRY CLEAN UP」、そして笑顔の傘の撮影会もあります!詳細は「MERRY PROJECT」のサイトをご覧ください。

また、先月の718日には大阪・関西万博“1000日前”を記念したイベントがなんと大阪の“千日前”で開催されました! 太陽の塔の前ではカムアクロス製作の笑顔の傘がずらり。当日の模様はこちらをチェックしてみてください。

コンペティション受賞作のサンプルが完成しました【3】

「カムアクロス傘デザイン・コンペティション’22」
受賞作のサンプルのラストを飾るのは
【グランプリ】に輝いた「Phantom Paper Parasol」です。

 

Phantom Paper Parasol」(齋藤 強樹さん)

代表の今中が齋藤さんにサンプルを贈呈しました。

 

齋藤さんによるデザイン・コンセプトシート。

 

骨のない構造、環境に優しい素材など、今回のコンペティションのテーマ「これからの日傘」にふさわしいアイデアの傘。再現するために、まずその構造を理解することからはじめました。齋藤さんはプロダクトデザインを学ぶ学生。というわけで学校を訪ねて、直接「Phantom Paper Parasol」がどのように折りたたみ、どのように開くのか、考えをうかがいました。

そうして構造を理解する一方で、素材についての検討もはじめました。さまざまな機能性の和紙を取り寄せて、傘として使えるか試してみたわけです。そこであらためて実感したのは、和紙のようなやわらかな素材は、傘の形状にすることが難しいということ。ある程度の風にも耐えられるくらいの実用性を考えると、それなりの硬さが必要になるのです。

試行錯誤の結果、工作用の厚紙を使って「Phantom Paper Parasol」の世界観を表現することにしました。中棒は当初のコンセプト通りにポリエチレンを使い、2つに分けることができるように。そうして完成した「Phantom Paper Parasol」。生地の素材こそ和紙ではありませんが、ちゃんと折りたためてケースに収納することができ、アイデアを形にすることができたのではないでしょうか。

 

こちらが「Phantom Paper Parasol」のサンプル。80枚の紙でできています!

 

 

コンペティション受賞作のサンプルが完成しました【2】

「カムアクロス傘デザイン・コンペティション’22」
受賞作のサンプルをご紹介する企画。今回は【優秀賞】の2作品です。

 


Pop-up parasol」(坂 歩乃花さん)

完成した「Pop-up parasol」のサンプル。

 

坂さんによるデザイン・コンセプトシート。

 

サンプル製作にあたって、あらためて坂さんに絵本を描いてもらいました。というのも、デザイン・コンセプトシートの絵本は長方形。ですが、傘は三角形に裁断した生地(コマ)を縫い合わせてできるので、コマに合わせて描きなおしてもらったんです。

描いてもらった絵を生地に転写プリントして、傘を製作。絵を厚紙にプリントしてミニサイズの絵本もつくりました。後は、傘の裏側が飛び出す絵本のようになると、坂さんの提案通りになったのですが……。傘を開くと絵が飛び出して、閉じるときれいに傘生地と一緒にまとまる、そんな構造を実用的なスタイルで実現することが今後の課題です。

表側は絵本になっています。

 

裏側はこんな感じ。

 

ミニサイズの絵本が付いています。

 


Lycopene(リコピン)」(橋井 香奈さん)

完成した「Lycopene」のサンプル。

 

橋井さんによるデザイン・コンセプトシート。

 

デザイン・コンセプトシートにあるイラストを、そのまま傘生地にプリントするとどうもトマトっぽさがでない……。イラストで見るとかわいいんですが、傘のサイズにまで広げるとハマらないんです。それで実際のトマトを切って、断面を写真に撮ってそこから画像加工をして、「Lycopene」のイメージに近づけていきました。

石突きのヘタは一片一片が均等になるようにして縫製。傘袋は中国の工場でつくって、日本の工房でカスタマイズしました。ケチャップのふたのような手元は、既製のものでちょうどいいのがありました。その手元にチャームが付けられるようになっていたので、レジンでトマトをつくってワンポイントに。選考時に私たちが思い描いたとおりのステキな日傘になりました。

 

裏側はトマトを輪切りにしたように。

 

袋に入れるとケチャップ風。手元には小さなトマトチャーム付き。

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コンペティション受賞作のサンプルが完成しました【1】

228日に受賞作が決定した「カムアクロス傘デザイン・コンペティション’22」。
3月からは受賞作のデザイン・コンセプトシートをもとに、サンプル製作がスタートしました。
そしてこの度、【グランプリ】【優秀賞】【アイデア賞】の各賞のサンプルが完成しましたので
ここでご紹介させていただきます。まずは【アイデア賞】の2作品です。

 


eda-brella(エダブレラ)枝のように分かれた持ちやすい傘」(野村 恒司さん)

こちらがカムアクロスが製作した「eda-brella」。

 

野村さんによるデザイン・コンセプトシートの一部。

 

プラスチック製品のメーカーに頼んだら、すぐにできるのでは? と思いつつ、エダブレラなんだからやっぱり素材は木なんじゃないの、とも思ったり。素材は、どんな生地や骨に合わせるかにもよります。思案の結果、年配の人にも使いやすいよう、上品で落ち着いた雰囲気の傘を目指しました。ホームセンターで購入した木に、ボール盤で穴をあけ、接着するというDIYな手法です。傘に取り付けてみると、手元にかなりのボリュームがあります。なんだかバランスがよろしくない。

そこで、同じ木で石突きもつくりました。取り付けて、傘をたたんで立てかけてみます。端と端にボリュームが出てバランスはよくなりましたが、間になにかポイントがほしくなる……。そこでネーム部分にアンティーク調のアクセサリーをプラス。いい感じになりました。ちょっと今日のファッションとはテイストが合わない、というシーンも考慮して、アクセサリーは取り外せるようになっています。

枝の部分に飾り房もつけて、雰囲気を出してみました。

 

 


「太陽光のマーメイド」(津田 知恵美さん)

完成した「太陽光のマーメイド」のサンプル。

 

 

津田さんによるデザイン・コンセプトシートの一部。

 

ソーラーパネルがコンセプトの肝。なんですが、傘をさして充電ができて、日傘としての実用にもたえうるものとなると、現状ではなかなか厳しい。そこで、あとはソーラーパネルとバッテリーが取り付ければ完成というところまでを再現することにしました。

デザインの肝は、マーメイドのイメージ。絵柄は転写プリントを使います。尻尾になった石突きの部分と、手元は手作業です。尻尾は綿を入れて、ふっくら愛らしいフォルムになるようにつくりました。手元は持ちやすさも考慮し、転写プリントした生地を使いました。しわがでないように手元にそってぴったりと縫って、最後にビニールパック。カラフルな生地と相まって、キュートなパラソルになりました。

ふんわり尻尾がチャームポイントです。

 

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カムアクロス オンラインショップ遂にオープン!

本日2022年3月24日、カムアクロスのオンラインショップが遂にオープンいたしました!

カムアクロス オンラインショップ / 傘・レイングッズ通販・大阪のレイングッズメーカー (come-across.co.jp)

※Pickup(ピックアップ)のバナーからもアクセス出来ます。

弊社オリジナルブランドはもちろん、人気キャラクターのレイングッズも多数取り扱っております。

ぜひお気軽にアクセスください♪

3/20 はらぺこあおむしの日おめでとう!

はらぺこあおむしの日おめでとう!
3 月20 日は、#はらぺこあおむしの日 です。
エリック・カールの絵本『はらぺこあおむし』は世界中で愛されています。絵本はこれまでに80 カ国
語に翻訳され、5,500 万部以上が世界中の子どもたちに届きました。
今日は、もう一度絵本を開いてみてください。
さあ、一緒にお祝いです。
以下4 つが日本と世界共通のハッシュタグです。
#はらぺこあおむしの日
#はらぺこあおむし
#VHCDay
#ericcarle
Facebook: @theworldofericcarle (英語:海外情報) @theworldofEricCarleJP (日本語:国内情
報)
Twitter: @WorldEricCarle (英語:海外情報) @EricCarle_JP (日本語:国内情報)
Instagram: @worldericcarle (英語:海外情報)

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「カムアクロス 傘デザイン・コンペティション’22」結果発表

「カムアクロス傘デザイン・コンペティション’22」は、全国から385作品の応募をいただきました。
まことにありがとうございました。

1月下旬よりはじまった選考会では、テーマである“これからの日傘”について
わたしたちもあらためて考えさせられました。

当初の選考スケジュールが大幅に変更するほど、さまざまな意見が飛び交い、
議論を重ねた結果、このたび受賞作品を決定いたしました。


【グランプリ】

「Phantom Paper Parasol」
齋藤 強樹さん

作品コンセプト
本体の素材は和紙で作られているので、壊れたとき回収して再利用できます。
また骨組みがないため、強風で壊される心配がないです。
表面にはサーモクロミック材料(温度で変化する塗料)が塗られており、
晴れの日は温度の変化を楽しめることができるし、
雨の日は表面がコーディングされているポリエチレンが雨傘としても使えます。

選考コメント
現在の技術ではこの形状で日傘としての機能を持たせることは難しそう。
そもそも骨のない傘を「傘」と呼んでいいのだろうか。そんな葛藤がありました。
でも、だからこそ「これからの日傘なんだ!」。そう思い、グランプリに選びました。
環境に優しいというだけでなく、非常にコンパクトで使いやすく、
傘のデメリットを解消してくれる大きな可能性を感じることができた作品です

【優秀賞】

「Pop-up parasol」
坂 歩乃花さん

作品コンセプト
仕掛け絵本(Pop-up book)をイメージした日傘(parasol)。
子ども用の日傘が重要視される中で、子どもの日傘はまだまだ広まっておらず、
子どもが日傘を日常的にさすという行為はハードルが高いことだと思います。
そこで子どもがわくわくするような仕掛け絵本の要素を日傘にとり入れました。
子どもにとってお気に入りの絵本は、一度ではなく、習慣的に何度も読むものです。
子どもにとってのお気に入りの絵本のように日傘をさすということも習慣化してほしい
そんな思いを込めました。傘の中の飾りや絵本の内容が伝わるデザインによって
晴れの日の青空に負けないぐらいのわくわくが詰まっています。

選考コメント
たくさん応募いただいた子ども用日傘のなかで、もっとも私たちが「楽しそう!」と感じた作品。
コンセプトシートの絵を見ただけで、心が躍りました。持っていてわくわくする、さしたいと思う、
そんな傘だからこそ、広く利用してもらえるのだと感じることができました。

【優秀賞】

「Lycopene(リコピン)」
橋井 香奈さん

作品コンセプト
傘を開くと巨大なトマト、中をのぞくとトマトの断面、
傘入れに入れるとケチャップと、様々なトマトを楽しめる傘です。
傘の頂上にはトマトのへたが付いていて、かわいらしい見た目なのですが、
中側はリアルなトマトの断面になっているおもしろい傘です。
トマトを半分に切ったようなデザインで、
傘入れに入れるとケチャップに変身するデザインにしました。
持ち手はケチャップの蓋をイメージし、細かい所までトマトとケチャップを再現しました。

選考コメント
1次審査から、2次、3次と選考を重ねるごとに人気が増していった作品です。
強い太陽の日差しのもと、この傘をさす姿を想像すればするほど、魅力的に感じるようになりました。
「実際につくってみたい!」という意見が最も多かったのも受賞のポイントでした。

【アイデア賞】

「eda-brella(エダブレラ)-枝のように分かれた持ちやすい傘」
野村 恒司さん

作品コンセプト
通常J型となっている持ち手が木のように枝分かれすることで、両手でも持ちやすくなり、
まだ力のついていない子供からお年寄りまでより安全に使える傘をデザイン。
角度や数など、枝の分かれ方や位置を工夫することで、
これまでの「片手で持つ」「引っ掛ける」という機能性に加え、
「両手で力を込める」「荷物をぶら下げる」「壁に距離を開けて立て掛ける」といった機能も生み出した。

選考コメント
以前から、高齢者や障がいをもった人のための傘について社内で議論してきました。
いろいろアイデアは出るのですが、大がかりだったり、実用性に疑問符がついたりでなかなかなかなか。
とてもシンプルなアイデアでありながら、さまざまな課題を克服することができる「エダブレラ」は、そんな私たちの心に強く響きました。

【アイデア賞】

「太陽光のマーメイド」
津田 知恵美さん

作品コンセプト
ソーラーパネルで太陽光から充電可能な日傘です。
ソーラーパネルが黒だけでなく、カラフルに色が付けられると、デザインの幅が広がります。
人魚姫をモチーフに、『カワイイ』を求める世界の人々の目に留まるようなデザインにしました。
USBケーブルで繋げば、スマホ等、充電できるようになっています。

選考コメント
「アイデア賞」は1作品でしたが、「この作品にも賞を!」という思いから、2作品選ばせてもらいました。
今回、「エコ」をテーマにしたものは数多くあり、「ソーラーパネル」を使った作品も複数ありました。
そのなかでこの作品に心を動かされたのは、見た目の愛らしさと、シンプルである点だと思います。
環境に配慮したものであるうえで、ファッションとしての魅力が大切なのだと気づくことができました。

今後、受賞作のなかで製作可能なものはカムアクロスが実際に製作し、
受賞者のみなさまに贈呈いたします。
その模様もホームページで発信できればと思っています。
「カムアクロス 傘デザイン・コンペティション」にご参加いただきましたみなさま
誠にありがとうございました。今後とも、カムアクロスをよろしくお願いいたします。

2022年ミッフィー春シリーズのお知らせ

2022年ミッフィー春シリーズ【Miffy Floral】長傘のご紹介です。

たくさんのお花をちりばめた、春にぴったりのデザインのかわいい傘に仕上がっております。

サイズ 60cm/45cm 各1,650円(発売予定日3月末)

皆様のお気に入りの1本になれますように♪

展示商談会&セミナー「サステナブル・ファッションビジネス in大阪・関西」

来る11月30日(火)大阪 綿業会館にて「サステナブル・ファッションビジネス in大阪・関西」が開催されます。

展示会 | 大阪ファッション産業振興フォーラム (cci.or.jp)

弊社も出展いたします。

入場無料(※事前予約制)なので、ご興味のある方はぜひご来場くださいませ。

 

 

 

令和の大改装!

本社社屋を大改装です。

10/20の地鎮祭を皮切りにただ今工事中です。

順次Instagramやfacebook,twitterにアップしていきます。乞うご期待!

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